広島市心身障害者福祉センターデイサービスからのお知らせ
デイサービスとは
広島市心身障害者福祉センターデイサービスは、障害者総合支援法に基づく障害福祉サービス事業者(生活介護)として、就労が困難な在宅障害者の方を対象に、自立した日常生活または社会生活を営むことができるよう、身体介護または創作的活動の機会の場を提供します。サービス提供の主な対象者は、身体障害または知的障害のある方で、障害支援区分が「3」以上の方です。
当デイサービスでは、「重介護サービス室」と「作業室」の2室体制でサービスを提供しています。「重介護サービス室」は、主に重度の身体障害と知的障害の重複があり常時介護が必要な方が利用されており、「作業室」は、主に重度の知的障害のある方が利用されています。(1日利用定員 重介護サービス室10名 作業室30名)
また当デイサービスは、令和6年4月1日、建替え後の広島市児童相談所及びこども療育センター等建物内(北棟 3 階)に移転しました。これを機に重介護サービス室の利用定員を5 名から10名に増員するとともに、これまでの隔日利用から希望する日に利用できるよう指導員や看護師等を増員し支援体制を拡充しました。また、給食サービスは、同じ建物内の調理室で調理された食事を提供します。
常時介護を必要とする重度の肢体不自由者や医療ケアが必要な方が軽体操や入浴等のサービスを受けながら、充実した生活の喜びを味わうことができるよう支援しています。(1日の利用定員10名)
●主な1日の流れ
9:00 |
10:00 |
11:00 |
12:00 |
13:00 |
14:00 |
15:00 |
16:00 |
通所バス
送迎 |
生活活動
理学療法相談
入浴、体操 |
昼食・休憩 |
グループ活動
創作、音楽、
外出、入浴 |
通所バス
送迎 |
就労困難な在宅の心身に障害のある方が、手工芸などの創作的活動やレクリエーション、行事を通じて生きがいを高め、社会と交流を深めていくことを支援しています。い〜よかんグループ(作業室)とゆうゆうグループ(社会適応訓練室)の2グループに分かれて活動しています(1日の利用定員30名)
●主な1日の流れ
9:00 |
10:00 |
11:00 |
12:00 |
13:00 |
14:00 |
15:00 |
16:00 |
通所バス
送迎 |
創作・音楽活動
理学療法相談
体操 |
昼食・休憩 |
グループ活動
外出活動
スポーツ活動
工芸活動
レクリエーション |
通所バス
送迎 |
入浴サービス
家庭での入浴が困難な、心身に障害のある方に特殊浴槽を使用した入浴介助を行っています。適切な水温と室温を保つことで快適な環境を整えるとともに、1回ごとに浴槽のお湯の入れ替えを行なっています。
給食サービス
管理栄養士が、利用者一人一人の栄養摂取状況を把握して、 家族や支援者と連携を図り、食を通じた健康管理を行います。 咀嚼や嚥下の状態に応じた食形態(普通食・一口大・軟固形
食・つぶし食・ペースト食)で、アレルギー、糖尿病等に配慮した食事を提供します。
送迎サービス
車椅子乗降リフト付きの車両で送迎サービスを行っています。送迎エリアは東区、中区、南区です。令和6年8月にはこれまでの中型バス1台、ワゴン車3台に加え新たにワゴン車3台を増車し、サービスの充実を図っています。
理学療法相談
理学療法士が、身体機能の維持・向上の必要な利用者の方に、
日々の活動をより良く過ごせるよう支援やアドバイスを行います。
その他設備
・機能訓練室…平行棒、滑車、起立台、階段などの訓練機器を設置しました。上り框ではマットや三角 クッションを使い、ストレッチを行います。
・音楽室…防音効果のある部屋で、照明は調光機能付きです。ピアノやドラムなどを使った音楽活動等 を行います。
・静養室…体調不良の時などにゆっくりと休める部屋を新たに設置しました。
・だれでもトイレ…オストメイト、多目的シート、シャワーパンのあるトイレです。車椅子から便座や 多目的シートへスムーズに移乗できるよう、天井走行リフトも設置しました。
年間行事予定
月 |
行事名(前期) |
月 |
行事名(後期) |
4月 |
はじまりの会、家族会総会 |
10月 |
個人懇談、芸術鑑賞会、家族会定例会 |
5月 |
個人懇談、外出活動 |
11月 |
外出活動 |
6月 |
家族会定例会、外出活動 |
12月 |
文化祭 |
7月 |
芸術鑑賞会 |
1月 |
食事体験活動 |
8月 |
納涼会 |
2月 |
芸術鑑賞会、家族会定例会 |
9月 |
外出活動、食事体験活動 |
3月 |
個人懇談 |
年間 |
内科検診、音楽活動 |
基本理念 基本方針 行動規範
●基本理念
1 人権の尊重
利用者の尊厳とプライドを尊重します。
2 主体性(自己決定)の尊重
利用者の主体性や意志表現を大切にした支援を行います。
3 安全と安心感の尊重
利用者が毎日安全にかつ安心して通えるような職員の対応と環境づくりに努めます。
●基本方針
1 一人ひとりに合わせたプログラムの作成
2 見通しの持てる活動と係わりの実践
3 地域でのふれあいと活動の展開
4 家族との協働体制の確立
●行動規範
1 利用者の喜びをめざそう
2 形式にとらわれず、結果をもとめよう
3 本音で語りあおう
4 広く深く考え、大胆に挑戦しよう
5 感謝の心で行動しよう。